北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0759】d'Angero Sacravite Aglianico 2010

 
ダンジェロ サクラヴィーテ '10
 
 まず、色が異様なほど不透明で濁っているような赤茶色の液体にちょっとびっくりする。2010という割には青色がかってはいない。匂いをかぐと、「イタリア赤ワイン臭い」というか、スミレとかそっち系の匂いとジャムを煮詰めたような匂い、そして木が焦げているような匂いが混じっている。 
 
 そろそろと口をつけてみると、例のスミレのような香りと一緒に飲み口の柔らかな果実味がじんわり入ってきて呑みやすそう。と思いきや、喉に引っかかるほどのタンニンと、コーヒーのような強い風味が追いかけてくる。おっ!柔らかいけれども意外と大柄かもしれないぞ!なんとなく南イタリアのワインのイメージどおりのボトルだった。
 
 ※二日目は、もうちょっと酸味が入ってまろやかなワインに。