[2010] ブルゴーニュ ルージュ 750ml （ベルトラン・アンブロワーズ)
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まず、色はグラスの輪郭が青色っぽく染まっているような若々しいカラー。透明感はかなりあって、黒ずんではいてもわりとピノ・ノワールとして普通なスペクトル。匂いは思ったよりも甘そうで、僅かに安ピノ臭というか、例のゴムのような匂いが混じっている。
口をつけてみると、ちょっとワイルドな青臭さを伴ったピノの味わい、けれどもタンニンがなかなか凄くて、上顎いっぱいにタンニンが張り付いてギュウギュウ収縮してくる。こりゃまた渋いワインだなー。甘みや酸味は標準的だけど、びっくりするほどのタンニン、そしてちょっと苦め。赤ワインに慣れていない人が飲んだらウヘーってなるだろう。なんだか男のワインだけど、ちょっときつい。呑むのが早いのかもしれないけれど、平格はサクッと呑めたら嬉しいかも。
