北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0769】Heave Kerlann Bourgogne Pinot Noir 2011

 
エルヴェ・ケルラン ブルゴーニュ赤 2009
 ※リンク先はたぶんヴィンテージが異なります
 
 このワインは間違って2本注文してしまったので、輸送直後のバッドコンディションで一本空けてみようと思ってさっさと抜栓したもの。後日、一ヶ月以上置いといたものをいただいてみようと思う。
 
 まず、色をチェック。辺縁が青紫色をしていて若々しい印象、そこも含めて、微妙にガメイっぽい見た目のように見える。気のせいかな?と思って匂いをかいでみると、これまたボジョレーっぽい、水飴コーティングしたサクランボのお菓子のようなキュートな匂い、それから粒度のあるような果実味が漂ってくる。この段階だと、ブラインドだったらきっとガメイって答えていそう。
 
 口をつけてみると、今度はピノ・ノワールとそんなに矛盾しない、スッキリした酸味先行の味わい。酸味に乗る形でスッとした果実味が差し込んできて、コクと渋みがほんのりとくっついている。うーん、軽い、軽くて手軽だけどなんとなく美味いぞ。調子に乗って呑んでいるうちに、終盤には漆喰のような匂いが加わって、なおかつしっとり。間違って二本買っちゃったけど、これは悪くない、値段も安いし平日に呑むにはいいと思う。安物だからか、輸送直後だからどうこうという感じもなかった。それとももっとおいしくなるのかな?