北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0771】Alain Brumont IGP Gascogne Tannat-Merlot 2011

 
アラン・ブリュモン VDP ガスコーニュ ルージュ
 
 色は、透明感が強いけれども暗くて来い感じ、でもこういうピノノワールがあってもおかしくないぐらい透明感がある。あんまり青みは帯びていない。匂いは線香臭さとタンニンを予感させる何かが中心で、果実味はあるけれども中心部に神妙な面持ちがあってメルローっていう気があまりしない。
 
 口をつけてみると、やっぱり線香ぽい風味を伴いながら果実味が来て、そこに適度な苦みとちょっと自己主張しているタンニンがバサバサッとやってくるような。コーヒーっぽさまでは来ないけれど、コクはそれなり。久しくこの路線のワインを飲んでいなかったせいか、なかなか新鮮、普段呑みとしてはこんな感じで必要十分だと思った。
 
 ※二日目になると、タンニンがうるさくなり、酸味が強く意識されるようになった。初日のほうがバランスが良かった。