北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0777】Duca di Salaparuta Calanica Grillo e Viognier 2010

 
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nikata/lists/apr2013.htm
 
 このワインは、先日安ワイン道場の師範さんがちょうど稽古していらっしゃって(※上記リンク先)、シチリアワインにしては高得点で頑張っていたもの。たぶん同じワインセットを頼んだらしく、これから追いかけるようにワインを飲むことになりそうで楽しみ。
 
 じゃあさっそく抜栓。色は何の変哲も無い白ワイン色ながら、少し黄色っぽさが強くて、見ようによっては蛍光色を意識しそうになるような、そんな感じ。匂いをかいでみると、瓜とメロンの中間のような香りが混じっていて、なんとなくトロピカルな感じ。冷やしすぎたせいか、それ以外はあまり感じられない滑り出し。
 
 さっそく口をつけてみると、プリンスメロンのような甘みと香りが口のなかいっぱいに突き抜ける。ちょっと木っぽいイガイガ感を伴っているような気がしたけれど、そんなに顕著でもない。けっこう鉱質がしっかりしていて、タプタプした感じのせいか、酸味が少なめでもあまりぐらつかないような。シチリアらしい白ワインだった。