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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0782】Luigi Righetti Amarone della Valpolicella 2008

イタリア北東部

 
アマローネ デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ
 
 このワインは、以前にハーフボトルで対峙して随分おいしかったアマローネのフルボトル版*1。フルボトルだから、さらに期待が持てる一本。
 
 まず、色は赤茶けた煉瓦のような色合いを帯びた、とにかく濃くて不透明な液体。グラスのへりを観る限り、粘性率もかなり高そう。匂いはグラスから溢れかえらんばかりで、揮発性の高いチョコレートリキュール+梅+カシス+ニス+煙突臭という感じ。ものすごーく甘くて鼻息が荒いんだけど、煙突臭が混じっているのが面白い。
 
 口につけてみると、じんわりと柔らかなアタックで、甘みと苦みがじんわりこみ上げてくるよう。甘草リキュールにもどこか似ているけれど、それにしては後味の苦みがガツンときて、尻上がりにこみ上げてくる新鮮な果実味がうれしい。口をつけた時はなで肩だったのに、余韻は荒々しく力強くて別人みたい!二口目からは果実味がじんわりと侵入してくるけれど、やっぱり尻上がりにギュワーっと酸味が展開して起伏に富んでいる感じ。匂いのチョコレート度が上がったり、かと思えば果実臭が鋭くなったり、嗅覚方面も忙しい。美味いぞ凄いぞと呑み進め、グラスが空になって注ぎ直すと!うわっ!もうもうとした、むせかえるような匂い。少し線香のような神妙さを帯びてきていて、煤っぽさもパワーアップ。アルコール度数と風味が強すぎるせいか、クラクラする。なんだかすっかりワインに振り回されてしまった。
 
 ※二日目は、葡萄ジャムっぽい凄まじい果実味と甘みが炸裂!若返った姿を見せてくれた。値段を考えたら驚異的、もの凄いワインです。もう一本買いたくなってきた。

*1:ただし、前回は畑名入りでもう少し格上っぽかった