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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0791】Ornellaia Le Volte 2010

トスカーナ

 
オルネライア レ・ヴォルテ 2012
 
 恐ろしく久しぶりに、オルネライアのベーシック品と対峙してみることにした。2010年産だけど、色は案外赤色というかガーネット色をしていてちょっと不透明な感じ。匂いをかぐと、煮豆のような柔らかくて甘そうな匂い主体ながら、アルコールのキツさとさくらんぼみたいな酸っぱそうな匂いが奥のほうに潜んでいる。
 
 口をつけてみると、まずやわらかくてほっこりした口当たり、でもすぐ後に新鮮なさくらんぼ系果実が口のなかで炸裂した。甘みはそんなに強くないんだけど、ピチピチとしたさくらんぼ状の果実味がすごく新鮮でキューンと来る。口当たりや舌触りは柔らかくて、埃やインクよりは「煮豆」なんだけど、やけに果実味が新鮮で、予想外にタンニンがしっかりしていて舌のうえにビシッと渋みがやってくる。もっとクセのない、おだやかでマルっとしたワインだと想像していたけれど、今回は明らかに違う方向性のキツさとフレッシュさ。この価格帯のイタリアワインを長熟させる根性はないけれど、寝かせておいたらもっとおいしくなるんじゃなかろうか、とか想像したくなる味だった。半分以上を明日にとっておいてみよう。
 
 ※翌日は、割と酸味が少し強まったけれども昨日よりはまだ幾らかマイルドなワインに。それでも結構鼻息は強い。