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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0801】Jean Javillier et fils Volnay Caillerets 2009

コート・ド・ボーヌ

 
 
 
 さて、801本目ということで、ここはひとつ、お気に入りエリアからの選択。このメーカーは、それほど高くない値段でヴォルネ〜ポマールにかけてのワインをつくっているところで、過去には結構おいしい思いが出来ていたと思う。直近では、同じ一級畑・カイユレの2005を呑んでいた。
 
 色は、ちょっとだけ不透明さを帯びた、赤紫色。グラスを傾けても青色っぽさがなくて、なんとなく今呑んで美味そうな雰囲気をしている。匂いは、ローソクのような感じと甘くて柔らかなお菓子の匂い、それからチョコレート。
 
 口に入れてみると、まろやかな甘さと、チョコレートクッキーを思わせる甘さ、それからバターだ!甘くてやわらかなワインで、アルコールもきついけれど、芯にはスッとした酸が通っていて決して野暮くない。
 
 やがて、強い果実の匂いがギュッと強まってきて、金属のような緊張感を伴うようになってきた。味は柔らかくて甘く、果実味も増しているのに、ワインはどんどん鋭くなっていく。甘くてやさしい部分の内側から、厳つく鋭いものが飛び出してきた。こいつはやばいぞ!ただおいしいだけのワインじゃなくて「だんだん凄みが増してくる」系。
 
 ※翌日は、その鋭さがさらに厳しくなって、匂いにも緊張感、鋭利な感触が伝わってきた。もう、昨日の柔らかいワインじゃない。おっそろしいワインになった。