北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0816】Caledonia Australis Pinot Noir 2010

 
カレドニア・オーストラリス・ヴィンヤード マウント・マクラウド ピノノワール
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 最近、新世界のピノ・ノワールを飲んでなかったと思い出して、こいつを選んでみた。色は、浅黒さを帯びた、あまり濃くない淡いピノノワール色。匂いは、植物エキスというか植物樹脂のような凄い匂いの後ろから安ピノ臭が追いかけてくるような。
 
 口に含んでみると、キュートとでもいいたくなるような、甘酸っぱい匂いが口のなかに。で、その後から、安ピノ的なゴムっぽさみたいな皮っぽさを帯びていて、これは安いピノだぞーという感じ。新世界の2000円ぐらいのピノとしては線が細い味で、それでいて旧世界ピノっぽいですか?と言われると、どうなのかよくわからない。まずいワインじゃないけど、新世界の2000円なら、もっとうまいものがないものか?もしかしたら、高めの赤ワインが数回続いたせいで評価が辛くなっているのかもしれないけれど。
 
 ※翌日は、もう少し果実味の膨らんだ、愛嬌のある姿になった。ピノでも二日目のほうがおいしいあたりがオーストラリア風?