北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0822】Bouchard Pere et Fils Bourgogne la Vinee 2011 (ハーフボトル)

 
ブシャールのブルゴーニュ ピノノワール

 宴たけなわになって、もうちょっとだけワインが欲しいけれどもたくさんは要らない……的な状況でいただいたのは、ブシャールの赤のハーフ。以前、ベビーボトルでちょっとだけ呑んだことがあったけれど、今度はハーフボトル。たぶん、次はフルボトルで対峙するんだろう。
 
 ともあれ抜栓。色はやや暗くて透明感のあるガーネット色、思ったよりも濃くてしっかりしてそうな雰囲気。ちょっと冷やしすぎたのか、匂いはあまりはっきりしないけれども、ヴォルネのような派手な感じではない。
 
 で、味のほうは「タンニンとコクと苦みのしっかりした、がっしりとしたワイン」。平格ブルゴーニュにしてはガシッとしていて骨太なワイン、それでいて甘みや酸味もそれなりちゃんとしていてタンニンがビシッとしていて、それでいて、まあまあ渋みのきめも細かい。香りはヘボでも味吟醸。ブシャールって、大手メゾンのなかでは安物なので値段相応なのかなと思いきや、なんというか、コート・ド・ニュイっぽい平格というか。ハーフボトルを分けて呑んだので飽きが来なかったことが幸いしてかもしれないけれども、とにかく満足のいく感じ。これはフルボトルに挑戦してみるっきゃないかな、と思った。