北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0856】Teresa Raiz Ribolla Gialla 2011

 
テレザ・ライツ リボッラ・ジャッラ2011
 
 今日の夕食は、鶏肉、それもささみと野菜を合わせた炒め物のようなものがメイン。なので、今度こそイタリア白ワインをあてることにした。品種は久しぶりのリボッラ・ジャッラ、あまりハズレをひいたことがないので期待。
 
 色は黄金色めいた濃い色で、この品種としては矛盾しない感じ。匂いをかぐと、確かにハニーナッツな匂いがして、これまた不思議ではない感じ。ただ、妙に米糠っぽい匂いもする。
 
 口に入れてみると、思ったよりも酸味があって「酸っぱい」と感じる。これはちょっとびっくり、リボッラ・ジャッラであんまり酸っぱい思いをしたことが無い……なんだかどこかのシャルドネのような。コクというか、ワインの味に“照り”があって、ハッカのようにスースーしていて、なおかつ鉱質風味が強いけれども、意外なほど酸味がしっかりしていてびっくり。この品種って良くも悪くも酸味が貧弱なのが特徴だと思っていたけれど、こいつは割と普通というか、むしろちょっとよくできた旧世界シャルドネのようなところが。黙って呑んだら、一体何と答えているのやら見当がつかない。わかんないもんだなーと思った。
 
 ※二日目はクッキーのような香りまで伴ってなかなか立派。おお、頑張ってる。とりあえず、前回よりは好印象。