北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0878】Philippe Colin Bourgogne Pinot Noir 2011

 
[2011] ブルゴーニュ ピノ・ノワール 750ml (フィリップ・コラン)
 
 今回は、温泉に遠征しての飲み会。で、宿に着いて温泉にも入って、夕食まで手持ちぶさただったので、食前酒をはじめましょうということになって一献。
 
 色は、透明感があり、適度に暗く、適度に明るい、ちょうどいい(?)ような色。光を浴びると真っ赤に輝くぐらいのピノ・ノワール色。匂いのほうは、あんまりはっきりしないけれども甘くてほっこりした匂いがするような気がする。
 
 口に入れてみると、コート・ド・ニュイ方面じゃないかと連想するような、ちょっとビターでコクのある、タンニンがピシっとしている骨太系。果実味はしっかりしているし、甘酸っぱさも満点なんだけれど、骨格がしっかりしていて、良く言えばしっかりした、悪く言えば寛げないようなワイン。旨いは旨いんだけど、温泉地の食前酒としては気張りすぎていて、これは肉料理が一緒じゃなきゃ難しいひとだったのかも、とちょっと思った。案の定、あんまり他の人へのウケはよろしくなかった。