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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0894】Chateau Cantenac Brown Margaux 2008 (ハーフボトル)

 
 [2004] シャトー・カントナック・ブラウン (ハーフボトル)
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今日は気分的にワイン鑑賞日和。そういや、長らく根性の入っていそうなボルドーを飲んでないと思って、今日はボルドー3級の、カントナック・ブラウンさんを選んでみることにした。2008年産とはいえ、ハーフボトルなので今開けてもいいやというつもりで抜栓。
 
 ところがいきなりコルクに吹きこぼれの痕跡が。心配しながらグラスに注ぐと、恐ろしく赤紫色で不透明な、とても濃いやつが出てきた。グラスを傾けて液体の断面積を薄くしても、いっこうに色が薄まる気配が無い。匂いをかぐと、うわぁ気持ちいい葡萄の匂い!ほっこり柔らか、ボルドーにしちゃはっちゃけ過ぎじゃないですかと思うほど派手な匂いがやってきた。それでも、匂いの芯にはピーマンのような青臭さと煙たい感じがあって、それなりカベルネかメルローかっぽい姿はしている。
 
 口に入れてみると、意外とミルキーで少しバターっぽいアタック。でも果実味は豊かで、埃とピーマンがいっぱい。「やっぱり呑むのが早すぎじゃないでしょうか」感がする。果実味は本当にはちきれるほどで、ボルドーってこんなに力強かったっけ?というほど強烈で濃い。なんだか血をすすっているかのようなイメージが。かと思えば、イチゴミルクのような、たぶらかすようなフレーバーがパーッと鼻先を通り過ぎていく。おやおや、どうしちゃったんでしょう。かと思えば、一瞬気を抜くと血のしたたりや鉄分を連想させるような硬い感じが。吹きこぼれても、ハーフでも、すんごい膂力。上品ではないけれど、面白く、びっくりさせられた。