北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0897】Livio Felluga Pinot Grigio 2012 (ハーフボトル)

 
ピノ グリージョ 2011 リヴィオ フェッルーガ
 ※リンク先はヴィンテージとサイズが異なります
 
 このワインは、ローマのワインショップ・トリマーニでワインを買い終わった後、店内を物見遊山しているうちに発見したもの。このメーカーのハーフボトルで10ユーロぐらいの価格ってのは、日本じゃまず考えられない&そもそも日本にこのメーカーのハーフボトルが出回っているとは思えないので、ハンドキャリーすることに。品種はピノ・グリージョ、きっと爽やかで潤い豊かなワインであってくれるだろうと期待して。
 
 さて、グラスに入れると少し赤みがかったような色合い、ピノ・グリ系とはいえ、もっと緑色っぽいかと思っていた。冷やしすぎていたせいか、匂いはくすんでいて、手で温めると、植物エキスっぽい、ちょっとハーブが入ったような匂いが立ち上ってくるような。あとは台所石鹸。
 
 口に入れてみると、まず甘みを伴った果実味が来て、その後、みかんの皮のような苦みと僅かな渋みが感じられた。潤いは抜群で、後味にやってくる苦みが気持ちいい。ピノ・グリというとスモーキーとか言うけれど、こいつは全然スモーキーじゃなくて、とにかく植物軽のエキスとみかんの皮が優勢。美味い美味いと呑んでいたら、たちまちなくなった。