メゾン・モーム コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ [2009]750ml
ドメーヌ・モームというと、昔飲んだマジ・シャンベルタンが凄く良かった作り手。今日は格下のコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2009を開けてみることにした。よく観ると、「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」とあって、なんとなくおかしいなと思ったらいつもの「オート・コート・ド・ニュイ」とは分類的に違う品だった。ややこしいなー。
色は暗くて透明な感じで、先日のフィサンにとても似ている。匂いは少しくぐもっているけれど、照りのあるアルコール臭＆カラメル臭がちょっと強い。
口をつけてみると、しっかりとしたタンニンとビターなコクのある味わい。甘みは控えめでタンニンは強め、余韻も短め。でも慣れてくるとサクランボのような甘みがじゅわーっと出てきて、コッテリ感も手伝ってなかなかの見栄え。凄いワインではないけれど、ブルゴーニュの赤にあって欲しいと思うもの、特にコート・ド・ニュイ側にあったらいいなと思う要素はそれなりあるような気がするワインだった。
※二日目。少しニュニュっとしたニュアンスも出てきて、これはこれで上手い。甘みは昨日よりも強めで、飲み頃は二日目だったのかな。
