北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0918】Julliette Chenu Meursault 1er Cru "Les Caillerets" 2002

 
ムルソー プルミエ・クリュ レ・カイユレ [2002] ジュリエット・シュニュ
 
 今日は、寛いだワインを飲もうと思って、5000円ぐらいで商われていたムルソーの一級を開けてみることに。メーカーは知らないところ、畑はムルソー一級の「カイユレ」で2002年。カイユレって、ヴォルネならともかく、ムルソーに「カイユレ」ってあったっけ?調べてみると、ムルソーの有名どころとは離れた、ヴォルネ・サントノ方面の畑らしい。
 
 ところが、抜栓してみると……うわーオレンジ色だ!!もうトカイワインの高そうなやつとか、そういう感じのオレンジ色。こうなったらアンズの匂いでもしないかなと微かな期待を胸に匂いをかいでみると……うげー、コルクっぽい匂いしかしない!アンズもハチミツも花も、何も無い液体!完全に逝ってます。
 
 一応、口をつけてみたけれど、やっぱり雑巾、やっぱりビリビリ、どうにもなりませんでした。このクラスの白ワインで、ここまで完全に逝った品に出会ったのは初めて。10年経っているし、ムルソー一級にしては安かったし、聞いたこともない作り手だし、しようがないのかもしれませんけど、やっぱりショック。とりあえず、安くて古い白を買うのは安物買いのなんとやらと思うことにしよう……がっくり。