ウィンダム エステート BIN333 ピノノワール[2012]
このワインは、オーストラリア南西部でつくられたものだそうで、オーストラリアのピノ･ノワールは実は初めてのような気がする。どんな味なのか挑戦。
色は、かなりごつくて青みが少ない紫色をしていて、なんだかとても濃そう。匂いは熟したジャムを潰したような、もともと酸味のあった果物の甘さを凝縮したらこんな感じになった的な匂いがして、うへー強そう。悪い意味で言うところの「安ピノ･ノワール」的な嫌な匂いは殆ど感じられず、出だし好調。
口に入れてみると、おっごつい！そして匂いに相応しい、果実を凝縮したみたいな凄い味がする。コーヒーのような香りとビターな味わいを伴っていて、それでもって酸っぱさもかなりあるのが嬉しい。意外と頑張っているというか、酸味を大切にしつつ味もしっかり濃いお陰でバランスも良いワインだと思った。
