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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0943】Pieropan Soave Classico Calvarino 2010

イタリア北東部

 
カルヴァリーノ ソアーヴェ クラシコ 2010 ピエロパン
 
 今日の夕食は、肉じゃがとほうれん草のおひたしと混ぜご飯。こういう素朴な日本食と喧嘩しなさそうなワインを……と思って漁ったら、ソアーヴェクラシコが出てきた。久しぶりのソアーヴェも悪くないかなと思い、そのままやってみることに。
 
 色は、これぞ範疇的な白ワイン色というような、薄い白ワイン色。まあソアーヴェなんだからこんなものでしょう。匂いをかぐと、パイナップルと漆喰を重ねたような匂いがツンとした後、温野菜を想像するような柔らかい匂い、淡い輪郭の匂いがふんわりと漂ってきて、おいしそう。
 
 で、口に入れてみると、とにかくアタックが柔らかい!「ふんわり」という言葉がぴったりで、じわじわじわーっと仄かな酸味が来て、植物エキスのような風味が、これまたふんわり漂ってくる。潤いはあるけれどもキツい張りがあるでもなく、飲み口〜余韻までが滲んでいるよう。強い自己主張をしてくるワインではなく、ほんのりと寄り添ってくるようなワイン。グレープフルーツ&柚のような酸味がまた不思議なほど柔らかくて淡く、淡いけれども存在感が薄まっていく様子も無い。
 
 それと、注ぎ直すたびに植物エキスっぽい香りが再装填されるのも嬉しい。うん、これは美味い、一時期このカルヴァリーノはそんなに美味しくないかなと思いかけていたけれど、今回は格別、ヴィンテージの善し悪しのせいか、輸入経路の問題か、とにかくソアーヴェらしい素晴らしさに出会えて幸せだった。
 
 ※二日目に残した残りものを呑んだところ、概ね同じような雰囲気。少し酸味が勝ったような感じだけど、許容範囲だった。