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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0966】Kings Ridge Oregon Pinot noir 2009

 
キングス・リッジ オレゴン ピノ・ノワール 2009
 
 今日の夕食は、麻婆豆腐とサラダとごはん。これに合う合わないとは別に、オレゴン産のピノ・ノワールを用意した。オレゴン州のワインは値段が高めだから敬遠していたけど、とりあえず価格やさしめのものを飲んでみよう思ってこれを選んだ。
 
 色合いは、新世界ピノというには随分淡い、薄めの赤茶色。「5歳の新世界ピノ・ノワールが赤茶色」、というのはあんまり想像してなかった。で、匂いを嗅ぐと、照りはあるけれども果実味が明らかに勝った、甘酸っぱいにおいがぷーんと漂ってくる。チョコレートっぽさも幾らか帯びていて、なかなかおいしそう。
 
 で、口に入れてみると、おおおっ!ローソクのような風味を伴ってやってきたのは、ニュニュっとしたミルキーさを伴った、いちごミルクのように甘く、柔らかく、自然に口がほころぶようなワイン。もちろんただ甘いだけの品ではなく、軽い苦みとちょっとしたタンニンがやって来る。酸味がちょっと弱いけれど、全体として押し付けがましさが無いワインなので、それほど残念な感じにはなっていない。
 
 二杯目以降は、バニラの匂いのような、いかにも樽が効いてますっぽい香りが漂ってきた。嫁さんに聞くと「紙のような匂い」がすると言っている。そうかもしれない。いけてるんじゃないでしょうか。同価格帯のブルゴーニュの平格赤とは違った趣旨の、もうちょっと魅力のくっきりした品だった。