ヒューゲル ピノ・ノワール 2008
今日の夕食は、焼きそばと野菜の浅漬けメイン。この、簡素きわまりない食事にあわせるのは、ヒューゲル社のピノ・ノワール。
色は、あまり濃くない透明感のある赤ワイン色、特別に赤茶けているわけではないし、黒ずんでいるとも言い難いような色合い。匂いをかぐと、意外なほどキュートで甘みの強い、ちょっとボジョレーっぽいように感じられる。こっそり出されたら間違えてしまうかも。
口に入れると、とても軽くて呑みやすいピノ・ノワール。酸味もあるけれどそんなにきつくもなく、甘みに明るさを感じるというか、ライトな感覚ですいすいいける。淡い、それでいて水っぽいわけでもない。2008年ということで六年前のピノ・ノワールなんだけど、さほど年喰った感じも受けず、まだまだ現役の風采。いいんじゃないでしょうか。