北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0988】Joseph Faivley Bourgogne Chardonnay 2011

 
 
フェヴレ ブルゴーニュ シャルドネ  ジョセフ フェヴレ[2011]
 
 今日は平格の白ブルゴーニュが飲みたいと思い、鉄板メーカーの白ワインを選んでみた。ヴィンテージは2011、このメーカーこのヴィンテージの組み合わせは初めての対峙。
 
 まず色は、少し緑色がかっているかもしれない白ワイン色。でも、概ね普通の白ワイン。で、匂いが素晴らしく蜂蜜。少しカスタードを連想させるところがありつつ、酸味の利いてそうな匂いも後からやってくる。
 
 で、口に入れてみると、とても酸味の利いたスレンダーな白ワインに、ほんのり蜂蜜フレーバーがのっかっているようなタイプ。樽の恩恵なのか、嫌味じゃない程度に蜂蜜の甘い匂いが「乗って」いるけれども、本態はキューッとした後味の長い酸味と、レモンと夏蜜柑の間をとったような果実味。酸味の力強さを除けば、どこか控えめなワインで好感が持てるというか、飲み飽きにくい感じ。後味に、籾を焼いたような、ポン菓子のような、焼けた米の余韻が残るのも素敵だ。これで2000円だからたまらない。