北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1000】Rias Baixas Albarino Aurego 2011

 
アウレゴ・アルバリーニョ・リアス・バイシャス 2011
 
 このワインは、ワインに手を出したさんの2014年1〜3月号の2月16日の記録で高評価だったワイン。品種のアルバリージョには良い印象を持っているし、「押しつけがましくなく、果実味たっぷり」とあれば買ってみるしかない。
 
 色は、割と白っぽいつうの白ワイン色。で、匂いが立派。蜂蜜っぽさと、ももの缶詰みたいな甘い匂いがぱーっと来て、そのあと、さわやかでふくらみを予感させる匂い イタリアのピノ・グリージョの上物みたいな気持ちの良い匂いが来る。これは楽しみ。
 
 口に運んだ瞬間は、たぷたぷ系の、フルーツたっぷり系かと思ったけれど、そこをフォローするように酸味のしっかりした、少しゴワっとした後味がやってきた。なるほど、確かに美味い。リンク先のへんさんは「押し付けがましくない」と書いてらっしゃるけれど、本当にそんな感じで、香りも味もしっかりしているけれど、つっかかってくるようなワインじゃない。慣れてくると、潤いがあり、少し球根や石鹸を思わせる風味を伴って、これはこれで似つかわしいような気がする。飲み終わった後、この品種について調べたら「キウイ、ライム、バニラのアロマ」と書いてあったけど、そう言われたらそんな気がする風味だったと思う。面白くておいしいひとときだった!