北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1004】Santero "Degli Angeli" Rosso (N.V.)

 
サンテロ 天使のロッソ
 
 これは、「天使のアスティ」の赤ワインバージョン。ピエモンテには、爽快で甘口の発泡赤ワインがあることはわかっているので、たぶん夏にはおいしいだろうと思って抜栓。
 
 まず、見た目はかなり薄めの赤ワイン色+ピンクの泡。同じイタリアの赤泡ワインのランブルスコに比べると、かなり色が薄く透明感がある。泡さえなければ、ちょっとしたピノ・ノワールにもみえなくも無い。匂いは、イチゴ系の軽い果実の匂いで、ランブルスコのようなヨーグルト風味は殆どみられない。
 
 口に入れると、軽くて甘い口当たりとシュワっとした爽やかさ!摘み立てのイチゴみたいなフレッシュな果実味で、とても気持ちよい。そんなに複雑な飲み物ではないけれども、果実味を伴ったワインらしい体裁は一応伴っている。そんなに凄いワインではないけれど、軽く楽しく甘いワインを呑む時には、これも選択肢かな、と思った。