北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1011】Domaine Leflaive Bourgogune Blanc 2004

 
【ルフレーヴ】ブルゴーニュ ブラン【2011】
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今日は久しぶりにワインの出稽古。まず対戦したのは、ドメーヌ・ルフレーヴの平格シャルドネ。ルフレーヴの平格シャルドネは初めてで、2004というヴィンテージも初めて。10年も寝かせた平格シャルドネなんて普通は飲まないので、こいつはちょっと楽しみなトライアル。
 
 色は、古い白ワインらしい、山吹色が勝ったような色合い。それなりお歳を召されている様子。で、匂いをかいでみると、あまりパッとしない。清清しい匂いや蜂蜜臭は表に出てこなくて、代わりに、古酒らしいちょっとアンズっぽい匂いと、樟脳〜ローソク系の揮発臭が混じってくる。
 
 口をつけてみると、実際、匂いに相応しい風味がやって来る。ただ、樽がうるさい!古酒然としているのに、樽は異様に生き生きしている。酸がしっかりしているあたりは流石と言うほか無いし、樽っぽさに馴染んでくると、酸味があってもふくよかさが感じられるのもいいなと思うけれども、蜂蜜系の香りや若いシャルドネにありそうな溌剌さは漂っては来ない。あまり体験しないような白ワインだけど、自分のストライクゾーンとは違うところに位置している感じ。