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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1017】Tedeschi Valpolicella Classico Superiore 2010

 
テデスキ ヴァルポリチェッラクラシコスペリオーレ
 
 このワインは、よく呑んでいるテデスキのヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレのひとつ。ヴィンテージをちゃんと確かめずに買ったら、(このジャンルにしては)少し古めの2010年。果たして、これが吉と出るか凶と出るか。ちなみに前回は2011年ヴィンテージ。
 
まず、色は、とても濃くて暗い、けれども透明度を保ったワインレッド。例によって「ガーネットのような」という表現がよく似合う。匂いをかいでみると、ツン、とした梅の匂いとコーヒーっぽい匂い、その後に、キアンティもかくやというようなスミレを連想する例のイタリア臭がぷんと来る。なんだかおいしそう。
 
 で、口に入れてみると、豊かな甘いアタックに、コーヒーのような風味と、それとは方向性の違う苦み、苦みとのマッチ度が高いタンニンがやってきた。思い切って呑み込んでみると、苦みと甘み、そして甘みの後ろに存在するキュートな酸味が組み合わさってじつに美味い。暑い日だったので少し冷やして出したのも良かったような。
 
 それにしても、軽くて甘酸っぱいワインながら、こいつは集中力があるというか、全くダレてこないし、スミレ系イタリア臭とコーヒー臭がせめぎ合っているようでなかなか緊張感が感じられる。そこに、少し小豆っぽい香りも混じっていてなかなかのもの。ブルゴーニュピノ・ノワールとはまたひと味違った、軽量級赤ワインとしての妙味みたいなものが感じられて、優秀な雰囲気。このテデスキのワイン、一時期に比べて国内流通が悪くなっているので、もっと上位陣を見かけたら必ず抑えておこう、と改めて思った。
 
※二日目。少し苦みとビターっぽさが強くなったような。そのせいか、押しが強いと感じる。もとが軽いワインだけに、この変化は悪く無い。違う顔つきを楽しめた。