北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1021】Jorge Ordonez Garnacha de Fuego 2012

 
ボデガス・ブレカ ガルナッチャ・デ・フエゴ

 今日の夕食はチャーハンにエビフライにごま油を使ったサラダ。これに合わせるのは、久しぶりのスペインワイン
 
 色は普通に濃い赤ワイン色をしていて不透明な感じ。ただ、全く光を通さないほどのものではない。匂いはあまりはっきりせず、少しだけ果実の匂いと線香っぽさがあるかないか。
 
 で、口に入れるとびっくりするほど苦い!苦みと渋みがすごくて、ちょっとガビガビする。果実味自体はそれなりあるし、甘味も酸味も感じられるけれど、一番目立つ味は苦みと渋み。「えぐみ」とも言えるかもしれないけれど、とにかくその方面の風味が強くて甘味を押しのけている。強力&強面なワインだからか、チャーハンやエビフライとはよく合う。ただ、単独で飲むのはきつそうなワインだなー。
 
 ただ、そうやって不承不承飲んでいると、じわじわと果実味と酸味が強くなってきて、意外なほど甘くてチョコレートのような匂いがかすめる。美味しいとは言えないけれどもそれなりに面白く、飽きさせない。こういうワインは久しく飲んでいなかったので、なるほどな感じがした。
 
 ※二日目も強壮な姿。様子はあまり変わらない、やっぱりちょっときついかも。