北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1022】William Fevre Chablis 2012

 
【メゾン ウィリアム フェーブル】 シャブリ [2012]
 
 この、ウィリアム・フェーブルはシャブリの有名メーカーらしく、あちこちで名前を見かけるけれども、今まで呑んでみたことが無かった。じゃあ、まず平格を呑んでみましょうと思って選んだのはこれ。夕食の、鯛の刺身、ポトフ、豚のしゃぶしゃぶと一緒に。
 
 まず、見た目。ちょっと緑色がかった、新鮮そうな見た目の白ワイン。匂いをかぐと、爽やかな台所洗剤系の匂いに、はっきりと籾殻系の匂いがする。少しトースト&メレンゲ系だけど、でも主体は米糠。どうしても米系の匂いと感じられる。それと、ほのかに蜂蜜っぽい匂いも混じっていて、愛嬌はなかなか。
 
 でも、口に入れてみれば酸味爽快&豪快なシャブリの味。蜜のような甘さが、青リンゴのような酸味と寄り添って、口のなかを真っ直ぐに降りていく。鉱質風味もがっちり。面白かったのは、ポトフと意外と良い相性を示したこと。全く期待していなかっただけに、嬉しい誤算。限り無く酸っぱいワインなので、疲れた身体にも良かった。
 
 ※二日目も、籾殻フレーバー全開、爽快な白ワイン。これはこれで特徴がはっきりしていいんじゃないかと思う。