北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1028】Concha y Toro“Frontera”Cabernet Sauvignon 2013

 
【555均】コンチャ・イ・トロ・フロンテラ・カベルネ・ソーヴィニヨン[2013]
 
 今日の夕食は鹿肉のラグーを使ったパスタ。これの製造過程で必要なワインとして、こいつを開けて、残りは調理赤ワインストックへ。だけど折角なのでグラス一杯だけ頂いてみることに。
 
 色は普通の紫色をしていて不透明。匂いは、すこしミントっぽさを伴った、毎日香か何かの梅色バージョンを思わせるような澄んだ匂いがする。
 
 口をつけてみると、まったりとした渋みを伴った、甘みと苦みのしっかりしたワイン。果実味が後から酸味とともにこみ上げてくる。渋みはあるけれども、それほどくどい感じでは無い。苦み、甘み、酸味すべて揃っていて、そんなに悪くはない感じ。後味が意外と長くて、甘くて苦くて酸っぱい余韻が思った以上に伸びていく。「快適至極」「きめの細かい」なワインではないけれど、とりあえず必要な要素はだいたい揃っているような。安定の一品。