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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1063】David Duband Nuits-Saint-Georges Les Pruliers 2010

コート・ド・ニュイ

 
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ プリュリエ 2010 ドメーヌ ダヴィド デュバン
 
 ブルゴーニュはコート・ド・ニュイ地区は高価過ぎるワインが多くてなかなか手が出せないけれども、ブルゴーニュワインが好きなのにこの地区のワインに全く手を出さないってのもアンバランスな話なので、たまーに購入して呑もうと思う。その一環として、2010年の品を試してみることにした。メーカーはダヴィド・デュバン、低クラスのワインで一度挑戦したことがあるけれど、その時はあまり満足できなかった記憶が。今回はどうなるやら。
 
 見た目は、アメリカンチェリーをそのまま透明にしたような感じで、黒っぽさを伴ったガーネット色をしている。液体はかなりベトベト。で、匂いをかいでみると、思った以上に甘酸っぱそうなやつがプンプンと匂ってくる。ただそれだけではなく、チョコレートの甘ったるいような匂いも後ろからやってきて、予想以上に享楽的というか明るい匂いがする。
 
 口を付けてみると、柔らかな口当たりでほっこりしている。タンニンはふかふかしていて、濃い飲み口、甘酸っぱいレイヤーの上にチョコムースのレイヤーがどっしりと乗せているような。普通、こんなワインは「ガチャガチャしている」とか「喧嘩している」と書きたくなるけれども、このボトルは上手く調和していて、酸味と濃さと甘くてフカフカしたものが不思議なほど同居している。甘酸っぱさを実感したい時はそのように・ワインの力強さや柔らかさを堪能したい時はそのように振る舞ってくれる、万華鏡のような振る舞い。
 
 コート・ド・ニュイの一級だけあって、ときどき強烈なジャムのような味わいに、大柄なパワーを見せつけてくる。このワイン、根性あるなー。それでいてキメも細かいから、大変幸福なひとときとなった。
 
 ※二日目は、そんなに変化に富んでないけれども、滋味豊かな土っぽいワインに。派手さは無いけれども、じっくりとしている。