北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1079】Carles Andreu CAVA Brut (N.V.)

 
カヴァ・ブリュット カルレス・アンドリュー
 
 今日の夕食は、しじみ汁、中華な野菜炒め、チキンナゲット。この、いい加減な料理に合わせるのは、いい加減な料理に合わせてくれそうなスペイン産のスパークリングワイン、カヴァ。こいつは偉そうに「パーカーポイント90点」というシールが貼ってある。
 
 グラスに注いでみると、意外や意外、金色に輝く美しいさま。泡は細かくゆっくりとした上昇で、水面にたくさん泡をつくっている。香りを確かめると、メレンゲ系の洋菓子にありそうな柔らかい甘さとパンのようなイースト系の香りがして、結構おいしそう。
 
 口に入れてみると、青リンゴというより完熟リンゴのような強い甘さを伴った爽やかな味。苦みもコクもしっかりしていて、なるほどパーカーポイントが高いってのもわかるような気がしなくもない。でもって、漬物っぽい発酵臭も少し帯びていて、これも好印象。いや、いいカヴァじゃないでしょうか。そこらの安シャンパーニュの代用としても十分のような。