北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1083】Martivey Champagne Brut (N.V.)

 
マルティヴェイ シャンパン ブリュット
 
 今日の夕食は鶏肉のローストを中心とした軽いもの。これに合わせるのは、あまり値段のきばらないシャンパーニュ
 
 見た目は、ごく普通の色合いで、泡が滾々と上昇している。匂いは軽いリンゴ系のもので、可もなく不可もなくといったところ。
 
 でもって口に入れてみると、ゴワッと強烈な酸味が来てびっくり。こんなに酸っぱいシャンパーニュだったっけ?重みがあって、レモンのような鋭い果実味がして立派なものだけど、このレモンが後に引いてキューとした感じ。二杯目以降になると、イーストっぽさと、リンゴ系の香りと、漬物っぽさが、小柄ながら万遍なく揃っているような。酸味がこなれてくると、割と小さいところでまとまった印象に変わってきたけれども、バランスは結構良いような気がする。スイスイと呑むには十分な品で、嫁さんも「とても呑みやすい」と言っていた。値段を考えれば、これはこれで良いのでは。