北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1087】Vesevo Beneventano Falanghina 2012

 
ベネヴェンターノ・ファランギーナ[2012]年
 
 体調復帰を祝してワインを……なんて気分にはなれず、恐る恐る、お手頃品を頂いてみることに。見た目は、ごく普通の白ワイン色をしている。香りは、まず甘い台所用洗剤のような芳香がぱっと飛び込んできた。でも、それだけじゃなくてハッカ系のスーッとする香りが混じってくるのがこいつの特徴で、ファランギーナとしてはそんなにおかしくないような気がする。
 
 口をつけてみると、口をすぼめたくなるような物凄い酸味と、青りんごをイメージする甘味が押し寄せてきた。こいつは本当に青りんごジュースっぽいところがあって、妙な渋み?のようなものも、リンゴの芯にかすったような感じで青りんごっぽさをいや増している。久しぶりにワインを呑むせいか、なかなかアルコールっぽさが強く感じられるような気がする。
 
 ※翌日は、前日よりも少し苦みが増して感じられるような。