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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1104】Joseph Drouhin Beaune Clos des Mouches 2010

コート・ド・ボーヌ

 
ボーヌ 1erCru『クロ・デ・ムーシュ』ルージュ[2009]ジョゼフ・ドルーアン
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 このワインは、ジョセフ・ドルーアンの一級畑・クロ・デ・ムーシュが5600円で売られていたものが思いのほか良かった&飲み頃絶頂にみえたので、慌てて追加購入したもの。まだ4か月ぐらいしか経っていないので、今飲んでもおいしいと思ってのトライ。
 
 まず、見た目はなんとも淡い朱色に近いワインレッド。少しオレンジがかっているかな?南仏産ピノ・ノワールあたりとは全く異なる見た目。今回の香りは、初手からチョコレートのような甘いやつが存分にやってくる。それとザクロのような香りとモルタデッラのような香りがする。ちょっと面白い。
 
 口をつけてみると、アタックは柔らかだったけれども、甘酸っぱい味がキューンと来て実にブルゴーニュっぽい。前回は瑞々しいと書いているけれど、今回はもう少し落ち着いた……いや、あんまり落ち着いていないか。三分ほどするともう、果実味がグッとせりあがってきて、パワーのある果実味になってくる。タンニンはあまり目立たず、「果実酒」の王道を突き進むかのよう。ただ、少しクタったというか、えぐみのようなものは感じられる。これは前回あまり意識していなかったと思う。
 
 それでも、二時間ほどすると「黄金のピノ・ノワール」と言いたくなるような、なんとも言えない、エネルギーの塊のような旨味がせり出してきて素晴らしい風味に。えぐみもどこかに吹き飛んで、かわりに森の下草のような香りを伴った、なんとも心地良い果実味と適度な酸味の飲み物に化けてくれた。パワーや奥行きでは、コート・ドールの他の特級/一級にはかなわないかもしれないけど、それ以外の点では全然文句の無いワイン。うーん、もっと買い溜めしておくべきだったかも。あまりの美味しさに、気がついたら全部呑んでしまっていた。