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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1114】Chateau de Saint Cosme "Les Deux Albion" Cotes du Rhone 2012

 
【シャトー ド サンコム】 コート デュ ローヌ  レ ドゥー アルビオン ルージュ [2012]
 
 今日の夕食はチキンライスと野菜炒め中心のもの。それはそれとして、廊下に置き去りになっていた赤ワイン数本のなかから1本ブラインドで開けて貰い、どれか当ててみるテストを久しぶりにやってみることにした。ちなみに廊下に存在したのは、このワインの他に、ワイン・ブルゴーニュの赤が高いのから安いのまで3本と、キアンティクラシコ2本。
 
 まず見た目。……不透明だ。しかもちょっと青みがかっていて、黒っぽい赤ワイン色をしている。ブルゴーニュでこんなに不透明な品は非常に珍しそうだ。キアンティクラシコなら無いとは言えないけど、あまり無さそう。でもこれだけじゃわからない。
 
 続いて香りをチェック。ちょっと冷えていたせいか、あまりすぐには薫ってこないけれども、掌で温めているとチョコレートとイチゴジャムの、かなり人なつこい香りがする。それとすっごく葡萄酒っぽいです……。廊下のピノ・ノワールのなかにはブルゴーニュ南部(ボーヌ側)の一級が2本あったけれども、こういう趣向があり得ないとは言えない。キアンティでこういうのはあまりないような気がする。
 
 でもって試飲。はっきりとしたタンニンがやって来た!同時に来たのは、葡萄ジュースもかくやというような甘みと果実味。かといって、デラウエアの臭みみたいなものはなくてたいへん心地良い。酸味はあまり強く無いけれども、アクセントのある、輪郭のはっきりとした果実味だ。キアンティ・クラシコにありそうな舌触りのザラザラした感じや、お汁粉・豆系の風味は来ない。ピノ・ノワール達にしてはタンニンがしっかりしていて不透明だし、酸味が特徴として挙がってこず、キアンティクラシコを想起させる要素が思い当たらなかったので、これはローヌでしょう……ボトルを見せてもらったら当たり!
 
 それにしても凄い果実味だ、ただ素直なばかりでもなく、二杯目になると梅のフレーバーやカフェオレのフレーバーも漂いはじめた。ローヌの良いワインにあると聞く香辛料のようなフレーバーは捉えきれないけれども、素直に甘く、果実味があり、コーヒーのような風味、コクもある。濃いかって?もちろん濃い!この価格でこの内実なら十分かと。良い1本だった。
 
 ※二日目。うわっ弱くなった!果実味が痩せて、がびがびした飲み心地に転じた。ローヌの赤ワインで二日目のこれは意外。値段が値段だけに、仕方がないのか。