北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1117】Moet et Chandon Champagne Brut Rose Grand Vintage 2002

 
モエ エ シャンドン(モエ・エ・シャンドン モエシャンドン) グラン ヴィンテージ ロゼ 2012
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今日の夕食は、鉄板焼きなメニュー。これの前と後にモエのロゼのヴィンテージものを合わせて頂くことになった。この価格帯のロゼシャンパンは自分じゃ買わないのでありがたい限り。
 
 まず、見た目。ロゼはロゼでも、中庸な色合いで少しオレンジ色がかった朱色。泡は細かなやつがたくさん駆け上る。香りはいかにもロゼという感じで、これはそんなに抜きん出ている感じではない。
 
 でも、口に含むと全然違う。なんというか、クリアカットなロゼの味がする!ロゼらしい金柑のような苦くて甘い風味と、 キン! とした風味が伝わってくる。解像度が非常に高くて雑味が無い。酸味も苦味もしっかりしていて果実味も抜群、泡の口当たりも上々。どこにも手抜かりが無くて、マニアックというわけでなく愛嬌たっぷりと感じる。食事中、ちょっと呑んでみたけれどもシーフードの鉄板焼きぐらいには全然付き合ってくれる。
 
 でもって食後。苦味がいやがうえにも強くなってきて、「パワフル」な姿になってきた。食前とは雰囲気が違ってこれはこれで良い!ちょっと温度が下がったせいもあるのかな?素晴らしく印象深い一杯となった。