バルデスピノ モスカテル
このワインは、スペイン産のモスカテルで度数は17%。色は赤茶色をしていてまるで紹興酒。香りも紹興酒じみていて、アルコールっぽさとザラメのようなワイルドな甘さが同居している。なによりケミカル。
口をつけてみると、こいつは甘い!かなりの甘さで、後味にもザラメ系の粗っぽい甘みが押し寄せてくる。酸味は微弱で、爽やかな後味……とはいかない。これ自体がひとつのお菓子のような。香りの面ではクッキーっぽさも帯びていて、レーズンや干し柿のような味がする。これはこれで良いような。一日に呑める量はしれているけれども、ゆっくり楽しむにはかえってよさげ。
※二日目。少し酸味が出てきたように感じられる?初日ほど呑みにくくはなくなった。やっぱり元気が出てくるというか、なんだかハイテンションを呼ぶようなところがあって良いような悪いような。
※三日目。意外と飽きない。ちょっと呑んでほろ酔い気分。嫁さんも気に入ってくれた様子。そんなに複雑なワインでもないのに、なぜかうんざりしなかった。