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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1142】Pieropan Soave Classico La Rocca 2010

 
ピエロパン ソアーヴェクラシコ ラ・ロッカ
 
 昨日の安ソアーヴェに引き続いて、今度はピエロパンの一番値の張る品を久しぶりにあけてみることにした。この、ラ・ロッカにはあまり良い思い出が無く、三年ぶりぐらいの対峙。
 
 まず、抜栓してみてびっくり、色がちょっとケミカルがかった黄緑色に近いような感じ。個人的には「悪くなった白ワイン」によくありがちな色だと思ってしまい、ぎょっとする。ただし、香りはトロピカル(?!)な、黄桃やライチを思わせるような、全く方向性の違うワイン(例えば、トラミネールアロマティコとか)を連想させるものがあって、飲めなくもなさそう。
 
 口に入れてみると、これまたヘンテコな風味、やっぱり黄桃やメロンの風味が強い。まずくはないし、ブショネのワインにありがちなビリっとした風味や雑巾チックな風味も無いんだけど、これって本当にソアーヴェか?と首をかしげるところはある。ただ、口のなかにほんわりと広がる温野菜のような風味、そう、ほんわりとしたソアーヴェにありがちな感触と余韻はしっかりとあって、酸味もじわーっと長く残る。不思議なワインだ。
 
 意外なことに、途中からは蜂蜜のような風味も漂ってくる。もしかして、このワインはソアーヴェの葡萄*1を香りの強い樽か何かで包み込んでいるのかな?ソアーヴェの良いところと、シャルドネ系・トラミネール系のワインの豊かなところを良いところ取りしたような印象を受けたけど、ソアーヴェクラシコの控え目な印象からは程遠く、派手。派手であることは一般的には良いことなんだろうけれども、自分が好きなソアーヴェクラシコの柔らかさとは、ちょっと違うと思った。だから自分は一個下(しかも割安)なカルヴァリーノを選ぶのかと納得がいったような気はした。
 
 ※二日目は、ますますキツいワインになった。今回は初日のほうが味わい深かった。
 

*1:ガルガネガ