北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1151】Cite de Carcassonne L'Estagnere Pinot Gris 2013

 
[2013] ピノ・グリ  750ml (ドメーヌ・レスタニェール)
 
 長く風邪をひいた後の家飲み。久しぶりに自分の手で抜栓したのは、あまり値段の高くない南仏産ピノ・グリ。
 
 このワイン、見た目がすごくてほとんど桜色。「プロヴァンス産の色の薄いロゼ」と言われたら見た目で騙されてしまいそう。香りはあまり強くないけど、ゆらゆら揺らすと爽やかなリンゴ系の香りが漂ってくる。
 
 口に入れると、なんとも爽やかな味わい。ああ、ワインって美味いものだなぁ。うるおいと張りのある飲み心地で、あたかも口のなかで膨らむかのよう。酸味はしっかりしていて、少し石灰系のフレーバーを帯びているっぽいけれども、それを超える甘味とリンゴ〜マスカット系の果実味のほうが目立つかも。後味もなかなか長い。「久しぶり補正」が入っているからかもしれないけれど、とても寛げた。
 
 ※二日目は、少し酸味が強まった感じになって一層飲みやすい感じ。初日と二日目で少し趣が違うながらも良い感じだった。