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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1154】3B et Auromon Rouge Limoux 2012

 
トワベー・エ・オーモン 2012
 
 見た目は、かなり濃い色合いの不透明なワインレッド。濃いは濃いでも、黒ずんでいる以上に赤みがかっているようにみえる。香りは、思ったよりは杉系の香りは頑固ではなく、それと同等以上に豆を蜂蜜漬けにしたような甘くて柔らかい香りが目立っている。それとピーマンっぽさも。
 
 口をつけると、まさにピーマン!がパァっと鼻をつきぬける。おお、若いメルローたっぷり系ワインなのかな?甘みは比較的控えめで、柔らかくてきめが細かめなタンニン、びしっとした苦みが決まっていて襟を正したような感じ。でもピーマンが薫っているせいであんまりダンディでもない。
 
 飲み進めてくると、びしっとした裏側からじんわり酸味と果実味が出てきて、ちょっと血を連想させるところがある。ワインの存在感というか密度が詰まって感じられることもあって、実は情熱的なワインなんじゃないかと思えてきた。「すごくいい」わけでも「好み」でもないし、味の要素それぞれがなんだか強情な感じがするけれども、興味深い印象は持った。