ファウンド・ストーン・シラーズ[2013]年・バートン・ヴィンヤーズ
オーストラリアの赤ワインは二日目以降が勝負、という感じがするので、こいつは初日に期待せず、とりあえずで開けてみることに。
見た目は、一定の透明度を保った赤ワイン色でこれというほどでもなく。香りは素敵で、梅とチョコを合わせたようなやつがそれなり香ってくる。
口をつけると、先日のピノ・ノワールなどに比べればいかにも濃い味。コクがすごくある。タンニンはしっかりしているけれどもそんなに荒っぽくなくて、まずまず初手から飲みやすい。後味にはコーヒー系の苦みがぐっと喉を降りてくるよう。やや単調にしても、手が付けやすくてデイリーとしてまずまずの美味しさ。
※一日経っていよいよ続き。ぜんぜんパワーは落ちておらず、ジャムを煮詰めたようなものすごく甘重い風味が漂うようになった。それでいて、梅っぽい酸味も失われておらず。このワインも二日目のほうが旨かった。