北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1186】Linea del Sole Sangiovese "Daunia" (N.V.)

 
【666均】リネア・デル・ソーレ・サンジョヴェーゼ・ダウニア
 
 このワインは、豚バラ肉をワイン煮込みするための材料として購入したもの。値段は800円ぐらいで、ヴィンテージ表記は無し。でも産地はわかっていてエミリアロマーニャ州で、品種はサンジョベーゼとのこと。
 
 色はものすごく濃くて不透明な赤ワイン色。「紫色」という表現がかなり似合う。で、香りはイタリア赤ワインにありがちな、軟膏やスミレを連想するようなやつでサンジョベーゼでつくられたキアンティを彷彿とさせるようなもの。少しお線香っぽさが強いかも。
 
 口に含んでみると、あざといほど果実味が強く、その後からキアンティっぽい軟膏・スミレ風味がやってくる。タンニンはまずまず穏やか。とにかくジューシー路線まっしぐらなワインで、それをウリにしているとしか思えない。軽くて深みも何も無いけれども、がぶ飲みデイリーとしてはこういうので良いと思った。