北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1205】Baron de Breban Blanc de Blancs Brut (N.V.)

 
ヴァン ムスー・ユニ・ブラン・プロヴァンス・フランスワイン
 
 今日の夕食は鮭のパン粉焼き、豚肉の野菜炒め、タコの唐揚げ。これに合わせて久しぶりに泡モノをあけてみた。
 
 まず見た目はちょっと緑色がかった綺麗な白ワイン色で、ちょっと速い速度で泡がこんこんと立ちのぼってくる。香りはメレンゲ系の洋菓子タイプが強く、林檎系の香りがその後からおずおずとやってくる。
 
 でも口に入れると雰囲気は全然違って、すごく酸っぱ苦い。青リンゴよりも、すだちや八朔を連想するような爽やかで苦みを伴った酸味。でも、よく味わってみれば甘みや果実味もかなりしっかりしていて、薄っぺらな感じはあまりしない。重くて呑みづらいスパークリングワインではないけれども、それぞれの味のスカラー量はまずまずしっかりしていて、この格としては十分。