北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1227】Philippe Chavy Puligny-Montrachet Les Corvees des Vignes 2011

 
ピュリニィ・モンラッシェ・コルヴェ・デ・ヴィーニュ [2013]
 
 今日は久しぶりの出稽古。で、今回登場したのは村名格のピュリニ・モンラシェ。最近、格上ブルゴーニュ白をぜんぜん飲んでいなかったので楽しみな一戦。
 
 まず色。うわっ黄色い!もうオレンジ色に届くかどうかという色合い。おっそろしく濃くて2011という若さを考えるとえらくごつい。香りは初手ではあまり感じられず。
 
 で、口に運んでみると植物エキスと、乳飲料的なニュニュっとした舌触りが特徴的。あまり蜂蜜は来ないけど凄く植物エキスっぽくて生々しい。マスター曰く「若いビオディナミ的なワイン」というけど、その言葉があまり違和感なく感じられる。ブルゴーニュの白に幾らか期待する蜂蜜は来ないし、ナッツ系も無い……若々しいシャルドネだ。でも最後の最後になって、蜂蜜とボリュームがワーッと湧き上がってきて、なんというか将来性を感じる。今日のこれは若飲みだったのかも。目が覚めるようなワインだった。