北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1235】Melini Chianti Classico Riserva La Selvanella 2010

 
ラ セルヴァネッラ キャンティ クラッシコ
 
 今日の夕食は、田舎風テリーヌをどっさり載せたパンと卵スープ、シュウマイというもの。こういうご飯にはイタリアワインを合わせるのがいいのかなと思い、今日はキアンティクラシコを選択。このワインはずっと前に対峙した記録があり、その時はひよっこだったながら、あまり良い印象は受けなかった様子。ただ、同じメーカーのちょっと違う品には割と良い印象だったようで。
 
 見た目は暗いガーネット色で若干不透明、少し茶色がかった色合いはキアンティクラシコとしてとてもおいしそうな色合いにみえる。香りのほどは、ややアルコール臭が強いながら、キアンティクラシコにありそうなスミレ系の例の香りとジャムっぽい香りがそれなり漂う。でも、このアルコール臭の強さはあまり経験したことのないもの。
 
 で、口をつけてみると、甘みは控えめ、ビター強めな第一印象。酸味は後のほうまでしっかり残っているけど、旨味がちょっとばかり足りない滑り出し。で、テリーヌどっさりに合わせると、苦みと酸っぱ果実味と組み合わさってこれが異様に美味い。単体では価格に比べて冴えない印象だけど、肉系の食品との相性はなかなかではある。その後の展開は残念ながらいまひとつ。明日はどうなっているのやら。
 
 ※翌日もあまり変わらず。なんというか割と教科書的なキアンティクラシコって感じが。あと、個人的には「暗い」とも。