北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1242】William Fevre Chablis 2013

 
【メゾン ウィリアム フェーブル】 シャブリ [2014]
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今日の夕食はホウボウの煮付けを中心としたさっぱりとした料理。我が家で今日ぶつけやすそうなワインがシャブリぐらいだったので、これを選択。以前、ドメーヌものがびっくりするほどトロトロだったウィリアム・フェーブルのシャブリ、こいつは非ドメーヌものの、正真正銘の格下ワイン。
  
 屑コルクを引っこ抜いて、まずは色。ちょっと緑色がかった薄いワインの色あい。香りは最初から飛ばしていて、米糠みたいなシャブリっぽい香りと蜜の香りがフンワリ。それと植物系の鮮烈な香りも奥からやってくる。
 
 口に運んでみると、やはり口当たりが非常に滑らかで、その後からちょっと雑な植物系の風味が来て、しかる後、レモネード系の酸味が長く響く。こないだのに比べれば少し雑な部分もあるけれども、概ねそれに迫る出来映え。この、トロトロした滑らかな口当たりは一体何なんだろう?このワインの上級クラスを買ってちゃんと時間をかけて寝かせたらどれだけ楽しみなんだろう?でもそんな根性は無いなー。
 
  ※二日目。雑な部分が少し拡大。かったるさが付け加わったというか。もともと集中力って点で優れたワインではなかったけど、さすがにこれは。でも他の点では水準を維持している。