読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1311】Cave d'Occi (株式会社欧州ぶどう栽培研究所) zweigeltrebe 2012

日本

 
vinica.me
 
 まず見た目。暗くて少し青紫色がかっているけれども、透明度自体はしっかりしている。そして暗い。透明度はあるけれども黒っぽいワインだなー。香りは、梅ジャムっぽい香りにお汁粉を足して2で割ったような感じで、こう書くと統一度がなさそうだけど実際には綺麗に融合していてまずまずおいしそう。
 
 口に入れてみると、バターのようなコクがあって、その上に果実味が乗っている感じ……いや、結構バターっぽさが口のなかに残るタイプだぞ?酸っぱさ加減は、イタリア北東部の赤ワイン達にどこか似ている気がするけれども、タンニン以上にバターっぽさが口に含まれるのは意外な展開。でも、口のなかにこだまする酸味と果実味はすっきり爽やかな方面。でもガチャガチャしていない。イタリア北東部の赤ワイン*1とプーリア州の赤ワイン*2の特徴を足して綺麗に割ったような不思議な雰囲気。
 
 日本産の、それも新潟県産のワインだから水っぽいんじゃないかと思いきや、こいつはエキス分が濃いなー。そうやって飲み進めると、鉄錆っぽさがえらく効いてきて、いいのか悪いのかわかんない展開に。やっぱりよくわかりませんねー。少し漢方薬っぽい感じもして、だんだんパンチが効いてきた。コーヒーっぽさも手伝ってか、ローヌ産のあまり高くない重量級ワインと見まがうこともあるけれど、でもやっぱりキュートな果物系のライトなワインのような気もする。精度はそんなに出ていないけれども、表情は豊かだ。
 
 ※二日目。意外と頑張っている。やっぱりイタリア北東部系のワインと南部のワインの長所が混じったような感じで、ここで「短所が混じったような感じで」と表現しないぐらいにはよくできた品なんだろうと思う。

*1:ヴァルポリチェッラとか

*2:サリチェ・サレンティーノとか