北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1314】Martini Asti (N.V.) (ハーフボトル)

マルティーニ アスティ スプマンテ ハーフ 正規 375ml
 
 しっかりとしたワインを飲みたくない、けれども何か口寂しいしチューハイやビールという気分でもない日もある。そんな時には、我が家ではアスティやモスカート・ダスティを選びがち。
 
 抜栓。アスティにありがちな、少しジンジャーっぽいフレーバーとメレンゲっぽいフレーバーが鼻を刺激する。まさか、生姜を刷り込んでいるわけでもないのにアスティは決まってジンジャーっぽい匂いが鼻先をかすめる。こいつもご多分に漏れず。見た目は普通の白スパークリングワイン、泡立ちには特徴的なものは感じない。
 
 口をつけると、いつもの甘くてさっぱりとしたアスティらしい味わい。先日、マルティーニ社の工業生産化されたベリーニを呑んだ時とはだいぶ違って、こいつはあまり人工的な風味に毒されていない。凄いワインですとは言えないけれども、これはこれでおいしいんじゃないでしょうか。アスティに求める要素はちゃんと揃っていて、不満を感じるようなものではなかった。