北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1334】Vincent Stoeffler Alsace Gewurztraminer 2012

ドメーヌ ストフラー ゲヴュルツトラミネール 2011
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今日は、久しぶりにアルザスのゲビュルツトラミネール種のワインをあけてみた。このワインとは過去に対峙履歴があり、その時はスパイシーで陶然とするワインだったとのこと。はたして今回はいかに。
 
 まず見た目。うわぁ濃い、そして少しだけ黄緑色がかっている。蛍光色と言って良いような黄緑色っぽい白ワインって、「逝って」しまったような悪印象があり、すごく怖い。おそるおそる香りを確かめると、幸い、ライチのような香りがパーッと漂ってきてセーフ。
 
 で、口に入れてみると漢方っぽい苦みは帯びているけれども甘い雰囲気でスタート。具体的には当帰芍薬散に似ているところがある。早い段階からスパイシーなパンチ力、ハッカクみたいな香りが強く漂ってきて、アルコールもしっかりしているっぽくて押しが強い。前回もこんなに強い押しではなかったような気がする。ただ、今回は自分自身がちょっと弱っているせいか、このパンチの効いた風味がいくらか強すぎて感じられるかも。
 
 ※翌日もあんまり変わらない。相変わらず当帰芍薬散みたいだ。風味が強烈だなー。