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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1354】Roblet-Monnot Auxey-Duresses 1er Cru Le Val 2011

ロブレ モノ  オーセイデュレス PC ル ヴァル ルージュ 2010年
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 ブルゴーニュ中心部の南側(コート・ド・ボーヌ)のワインはそれなり飲み続けてきたけれども、この、オーセイデュレスのワインはこれまで一度も飲んだことがなかった。知名度もあまり無いし、そもそも売っているのを滅多にみかけない。今回、やっと手に入ったのでやってみることにした。
 
 まず、グラスに注いだ色は比較的明るくて薄めのピノ・ノワール色。グラスの底のほうはそれなり暗いけど、グラスのへりになると本当に薄い感じになる。香りは、梅のような酸っぱそうな香りとストロベリーガムのような甘い香りが混然一体、そこにローソク風味が加わったような。
 
 口をつけてみると、新鮮だけどギュッと凝縮感を伴っているような、いやタンニンと梅っぽさの合体によって口のなかがすぼまるような、そういう甘酸っぱさが来た。一般的には「やせて新鮮なブルゴーニュ」って評価されそうだけど、こういうの、個人的には好みな路線だ。あまりブルゴーニュの赤ワインでは連想しない、ヤクルトみたいな乳酸菌っぽい酸っぱさを連想させられることもある。
 
 飲み進めると、コート・ド・ボーヌには珍しく無くてもコート・ド・ニュイでは珍しい、あの照り照りとした風味――アセロラのような革のようなあの風味――がせりあがってきた。そんなに好きな風味じゃないけれども、つべこべ言うものでもないのでしょう。その風味の強さがそれなりで、このあたりは高級ラインに届かないところか。
 
 ※二日目になると、グッと果実味が強くなり、鉄のような雰囲気が増した。なんと、二日目のほうが美味くて力強い、ちょっと男性的ですらある。ということは、若いやつを買って二日かけて飲むには向いているワインなのか。昔はピノ・ノワールなんて初日に飲んだほうがいいに決まっていると思っていたけれども、最近はそうでもないような気がする。二日目のほうがハッキリおいしかった。