北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1364】Penfolds Koonunga Hill Shiraz Cabernet 2013 (ハーフボトル)

 
ペンフォールズ クヌンガ ヒル シラーズ カベルネ(スクリュー)[2014]
 ※リンク先はヴィンテージが異なります。また、フルボトルです。
 
 今日の夕食は中華料理いろいろ。このワインはオーストラリア南部の赤ワインでつくられたもので、産地的にも品種的にもこれなら中華に太刀打ちできるでしょうと期待して選んだもの。はてさて、どんなものでしょうか。
 
 まず見た目。すごく黒っぽくて不透明、赤ワインとしても最も濃い部類の外観。香りのほうは今一つはっきりしないけど、グラスが悪いせいもあるのかもしれない。
 
 口をつけると、まず苦みとごついコーヒー風味、それからどっさりのタンニン。うわっ濃い赤ワインだ!血のような飲み心地でもある。ただ、果実味はあまり豊かとは感じられない、そして重い。ところが、中華料理の肉類なんかが運ばれてくると、活き活きとした果実味と甘み、カベルネ由来のものと思われる杉の木のようなフレーバーが吹き上がってきて、時間経過のおかげか食べ合わせのおかげか随分向上した。今回、ハーフボトルだったので初日に呑んでしまったけれども、二日にわけて飲んでみたらもっと良い思いができたかもしれない。